分かりにくい専門学校のことが分かる“専門学校情報”
専門士は1995年(平成7年)に創設された制度で、一定の専門学校修了者に与えられる称号です。
専門士と称されることは、学んだ知識、技能等が証明されることになり、就職活動など第三者に提示することが可能です。
また、無認可校の場合は、独立行政法人日本学生支援機構の奨学金が適用されないなどといったことがあります。
専門士の称号を受ける一定の条件とは、以下の通りです。
1、修業年限2年以上
2、課程終了に必要な総授業時間数1,700時間以上
3、試験による成績評価に基づいて課程修了の認定を行う
専門学校を選択するところから実際に志望専門学校を決定するまでの基本的な流れですが、まずは進学目的をしっかり確認することから始まります。
就きたい仕事から取りたい資格、世の中にはどんな資格や仕事があるのか、確認しましょう。
就きたい仕事を目的とした学校選びの場合、仕事は自分の性格に合っているかどうか、適性はどうかを事前に調べることも重要です。
専門学校の情報収集手段はさまざまですが、最近はインターネットを利用する人が増えています。
自分に合った専門学校を選ぶためには「入学案内書(学校によっては資料と呼んでいます)」を手にすることが絶対条件です。
学校の特色や歴史、カリキュラム内容、卒業後の進路や入試情報、学費など、学校のことが詳しく紹介されています。
出来るだけ多くの学校の案内書を請求して比較するのも重要です。
「百聞は一見に如かず」。
比較しながら眺めるだけでもそれぞれの学校の特色や個性をつかむことができます。
入学案内書の請求方法としては(1)学校に電話する(2)専門学校ガイドブックにある「資料請求ハガキを利用する方法に加え、最近は(3)インターネットで受け付ける学校が増えています。
学校独自ホームページでも請求が可能になってきています。
複数の学校のイベント(オープンキャンパスや体験入学会など)に参加しましょう。
学校の雰囲気が分かり、その場で質問をすることが可能です。
「この学校がいい。他の学校がいい!」実感できる機会です。
なお、多くの学校は平日ならいつでも「学校見学&入学相談」が可能ですから、イベントに参加できない場合は 学校見学をしましょう。